2005年9月25日
愛・地球博記念 国際セーリングシリーズ
「2005年全日本外洋ヨット選手権」(ジャパンカップ)
<SLED>、外洋ヨットの頂点に立つ!
半年にわたる国際セーリングシリーズ、盛況のうちに閉幕!
■ジャパンカップ、<SLED>優勝
9月21日からラグーナ蒲郡(愛知県蒲郡市)で開催されていたヨットレース
「2005年全日本外洋ヨット選手権」が9月25日に終了しました。
「2005年全日本外洋ヨット選手権」はジャパンカップとも称され、外洋ヨット
の全日本選手権大会として20回を数えました。IMSと呼ばれるジャンルに属
する32~47フィートのヨットが参加し、関東7艇、関西5艇、そして地元の東海
水域10艇、合計22艇が参加。日本国内のトップレベルのレースだけに、乗り手の
顔ぶれも多士済々で、五輪日本代表選手、元ニッポンチャレンジ(アメリカズカ
ップ挑戦チーム)所属のクルーをはじめ全日本クラスの優勝者、加えて海外から
の参加選手もありました。本レースは国際セーリングシリーズ唯一のクルーザー型
ヨットの戦いで、その迫力ある帆走シーンはこれぞヨットレースと思わせる力強さ
を見せてくれました。
全8レース(インショアレース6、オフショアレース2)を競った結果、優勝
したのは関西水域から参加の<SLED>。タクティシャンの脇永達也氏は、「昨
年のジャパンカップ直後から準備を始めました。昨年とまったく同じメンバーなので、
気心が知れています。
トップは1回もないのに優勝できたのは、高いレベルで安定したレースができたこと
でしょう」と、総合力の勝利であることを強調しました。
<SLED>はジャパンカップ2連覇となりますが、これはカップ史上初めてのことです。
「2005年全日本外洋ヨット選手権」成績表(上位6艇)
1位 <SLED>(43ポイント)
2位 <KARASU>(49ポイント)
3位 <CEREZO>(53ポイント)
4位 <SEAHAWK ?>(58ポイント)
5位 <KOUFU>(58ポイント)
6位 <AOBA EXPRESS>(62ポイント)